「就活中だけど学歴フィルターってあるの…？」こんな疑問に山内先生がお答えします。

みなさん、こんにちは。

日本の大学全部行った男、山内太地です。

学歴フィルターってあるの？という話をしたいと思います。

「学歴フィルターってあるんですか？」と時々聞かれますが、
学歴フィルターというのは、企業の人事が大学生を新卒採用する際に、
MARCHまでとか、関関同立までとか、東大早慶までといったように、
有名大学の人しか入社試験を受けさせないということがあり、
こういったことを一般的に学歴フィルターと言っています。

学歴フィルターは本当にあるのか

学歴フィルターは本当にあるのでしょうか？
「ありますよ」と言ってくれる企業の人は誰もいません。
これは暗黙の了解なのです。

そして、「学歴フィルターってあるんですか？」と聞いてくる人は落とされる人です。

東大や早慶の学生が「学歴フィルターってあるんですか？」とは聞いてこないですよね。
なぜなら、彼ら彼女らには学歴フィルターはないからです。

また、就職活動の時に「コネってあるんですか？」と聞いてくる人がいますが、
コネが本当にある人は聞いて来ません。
つまり、聞いてきた時点であなたにはコネがないのです。

そういう訳で「学歴フィルターってあるんですか？」と聞いているあなたには、
学歴フィルターを通り抜けるだけの価値はありません。
言い換えれば、一流企業にはどうせ入れないので安心してください。

だからダメだと言ってる訳ではありません。
あなたがそういうことを気にしていることが問題だということを伝えたいのです。

看護学部や建築学部の学生が学歴フィルターの話をするでしょうか？
教育学部や栄養学部など、彼らには高度職業専門性があります。

学歴フィルターを気にする人というのは、大学での専門性に自信がない人なのです。

専門家であれば、学校の名前は関係ないのです。
私は建築ができる、看護ができる、と言えばいいのです。

という訳で、学歴フィルターがありますと名乗っている企業の人はいませんし、
ありますとも誰も言わないだけで、実際にはあるだろうというところです。

就職サイトだと露骨に分かります。
大学の名前を入れたら、有名大学の人だと空席があるのに、
そうではない大学の人はなぜか満席になっているといった話を聞きます。

だからこそ、気にしてはいけないのです。

皆さんは、なぜ学歴フィルターというものを気にするのでしょうか？
誰もが東大に入れる訳でもなければ、トップ高校にも入れません。
東大やトップ高校に入れないのは諦めがつくのに、
不思議なもので、就職は諦めがつかないのです。

私も僕も大手企業・有名企業に入ることができるのではないかと思っているのです。
その理由は、就職活動は点数競争ではないように見えるからです。

大学は諦められるのに、就職は諦めがつかないことが問題なのです。
あなたのその僻み根性が、企業から見た時に価値がない人材だと思われるのです。

大学は有名ではないが、私・僕はこれを頑張ってきた！というものが相手に通じれば、
大学の名前に関係なく受かる人もいる訳です。

問題はあなたの自信のなさであり、頑張ってきたものがない人が
「学歴フィルターってあるんですか？」と聞いてくるのです。

あなたが人事だったら、そのような人は欲しいですか？という話です。
僕はいらないですね。

だから、学歴フィルターなんて気にしないで己を磨いてください。

親や先生、社会が羨ましいと言うような良い会社に入りたいという時点で、
基準が他人にあることになります。
基準を自分にして、自分がやりたい仕事、行きたい会社へ行けばいいのです。
別に有名な会社である必要はありません。

きっと学歴フィルターがある会社は存在するでしょう。
その会社があなたを落とすのであれば、逆にあなたがそういう会社を落とせばいいのです。
そういう会社に行く必要はないです。

万が一入れたとしても、有名大学の人ばかりで面白くないかも知れないですよ。

大事なことは他人を基準にせず、
自分にとってのベストな会社にたどり着ければいいのです。

ということで、学歴フィルターの議論はするだけ無駄ということでした。

頑張ってください。

ありがとうございました。

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