中学受験 高校受験から考える 上智大学！！

みなさん、こんにちは。

日本の大学全部行った男、山内太地です。
中学受験 高校受験から考える 上智大学！！
という話をしたいと思います。

上智大学を目指している保護者の皆さま。
どんな中学や高校を選んだらよいのかという話をしたいと思います。
それは大学の方式別の入学者数が重要なんですね。

「うちの子これから中学受験なのに大学の情報が必要なの？」
そうなんです。
なぜかというと、上智大学は推薦が6割だからです。
大学受験というと英語や国語や日本史の点数で行くものだという風に
皆さん思いがちなんですが、実際にはそういった形式
いわゆる一般選抜や共通テストで入る人は少数派になりつつあります。

上智大学の入学者内訳

例えば、上智大学文学部の新入生522人のうち
一般共通テストでは242人しか入っていません。半分以下です。
他にどんな方法で入っているんだろうと。
上智大学の場合は総合型選抜や公募制推薦の定員が多いんですね。
意外なことに指定校や附属の人数って少ないんです。
これが他の大学ですと、附属や指定校推薦でごっそり集めて
一般の人数が少ないということが多いんです。

上智大学ははっきりした特徴がありまして
たしかに一般で挑戦する人は少ないです。
ところが、総合型選抜と学校推薦型選抜の公募制推薦の定員が多い。
これは個人的には良いことだと思っています。
なぜかというと、附属と指定校では一般の人が挑戦できないからです。
要は、附属校の人が椅子取りゲームで座っている。
指定校が貰えない高校には関係がありません。
上智は推薦が多いからけしからんという話もありますが
私は上智は、誰にでも開かれた推薦が多いので
これはアリだと思っています。

なにで目指す？

上智の指定校、キリスト教系の学校さんとかもあると思いますが
上智は一般共通テストで目指すのが基本です。
その上で、せっかく総合型選抜や学校推薦型選抜の公募制推薦の定員があるのですから
誰でも受験できるので、本当に上智に入りたい場合は
なぜ入りたいのかの志望動機や、そのために中学高校で何を頑張ってきたのかの
自己PRを中学高校6年間で磨いておくということが重要になってきます。

もともと上智大学には附属校がありませんでした。
最近は関連校が増えていますが、絶対にそこを狙わなきゃいけない
ということはありません。

上智の入試は個人戦です。
学校の名前ではなくお子様の勉強にかかっています。
もちろん英語は最重要で、これに加えて書類選考や面接や小論文で選ぶ
総合型選抜のような入試形式の場合は
どうして私が上智大学○○学部○○学科に入りたいのか
そのために何を頑張ってきたのか、ということを
大学の先生にPRするわけです。

この準備が重要になってくるので
保護者の皆さまに申し上げたいのは
親ができる受験対策は、親子の対話です。

代わりに英語を受験してあげることはできませんが
「あなたは経済学部にどうして入りたいの」
「卒業後どんな仕事に就きたいの」
世界のどんな問題にあなたは関心を持ち、それを解決したいのか。
そのために、中学高校の段階で私にはこんな経験がある。
そういうものをしっかり作っておくことが有利になってくるんですね。

上智大学が求めている人材

これは面接がない一般選抜や共通テストであっても
上智大学が求めているのはなにかの使命を持っている人なんです。
これは、キリスト教系の大学であるということや
西欧・欧米にパイプ・チャンネルが太い。
そういうことを考えた時に
上智大学、受験の難関というよりは
上智大学の持っている独特の価値観とピッタリ合った人がほしいから
総合型選抜の定員が多いんです。

本当にお子様や皆さんが、上智大学にはいって欲しいなら
「上智とはなにか」なんですよ。
単なる受験の難関ではなく、何を目指している大学なのか。
もちろん学部学科ごとに方針があります。
これは3つのポリシーを読んでいただく。

ということで、テストの点数で何が何でも行くというよりは
マッチングの大学なんですね。
だからマッチングが重要なので、合ってなければ
他の大学へいけばいいんですよ。
早慶明治どこでもいいんです。

上智に入りたくてたまらない人に来て欲しいというのが
上智のメッセージだろうと僕は感じています。

うちは合わないなっていう人は受けなきゃいいんです。
合うなという人は、上智をよく調べることです。
どんな学問分野で何を目指しているのか、
それを目指しているものと自分があっているから入りたい
というのが上智大学なんですね。
ここがポイントです。

ということで、上智大学も様々な学部学科がありますから
中学受験・高校受験の段階から上智大学の学部の
研究内容をよく調べてください。
そして、どうして上智なのかというものを
保護者の皆様も本人も腑に落ちた状態で受験に挑んで欲しいんですね。
そして、そういった自己を深めることができるような
探求的な学習であったり、最近だとSDGsとか様々なテーマを用意して
単なる点数の競争の受験マシンみたいな学校ではない
中学高校を選ぶのがいいんじゃないかなと私は思います。

ぜひご検討ください。
ありがとうございました。

いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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